どーも「N・W・ごりら」です。
東証一部上場企業が全てホワイト企業だと思っていませんか?
僕が新卒入社した企業は、スポーツ用品を取扱う東証一部上場企業でした。
この企業がまさにブラック企業でしたので、その経験を綴っていきます。
就職、転職を検討している方は、数ある事象の一つとして参考にしていただけたら嬉しいです。
※既にこの会社を退社していますので、現在は改善されているかもしれませんし、されていないかもしれません。
取寄せ商品の売れ残りを買い取らされた話。
取寄せ商品とは
店舗にない商品で、カタログに掲載されている商品は取り寄せができます。
スポーツ量販店の商品は、よく売れる無難な商品で構成されている場合が多く、
奇抜なデザインの商品であったり、競技人口が少ない競技の商品の取扱いがないことが多いです。
そのため、カタログを見て注文をしたいというお客様も多いわけです。
ネット通販が普及した現代でも、わざわざ店舗に足を運び、カタログを見て注文される方は少なくありません。
購入されなかった取寄せ商品の行方
基本注文いただく際に、取寄せ商品のためご購入いただくことが前提です。
※メーカーに返品できないため。
もちろんお客様にもそれは伝えているものの、全員が守ってくれるわけではありません。
※というよりも、商品が見たいから取り寄せている場合もあるので、購入されない場合があるのは当たり前の話なんですが。
僕は2回、取寄せ商品の売れ残りを自腹で購入したことがあります。
1回目は、女性用の競技用の水着。
2回目は、30センチのバッシュ。
僕は男性ですし、足のサイズも28センチなのでどちらも使うことのない商品です。
商品が店舗に届いたため、お客様に電話するも出ない。
電話が繋がらないのが1か月続くとキャンセルの処理が必要となるルールでした。
※監査のときに残っているのがNGということで。
キャンセルになった瞬間店長より、
「これ店頭に出せる商品じゃないのわかるよね?もちろん買ってくれるんだよね?」
悪魔のフレーズ。
こんな要らない商品買いたくない。
でも、まだ未熟な僕は、その場のプレッシャーで自腹購入という禁忌を犯してしまいました。
これを出来事を何人かの先輩に話しましたが、みんな1度は経験していたこと、そしてみんなプレッシャーに勝てずに禁忌を犯したこと。
ブラック企業ならでの自腹プレッシャー。
こんな会社が上場してるなよな。
今振り返ってみた感想
ブラック企業ならではの自腹購入。
今思うと本当に悲しい文化だったなと思います。
新入社員の15,000円は大金です。
履かないバッシュに15,000円払わせる会社が憎い。
今思い出してもイライラします。
今でもこんなことをしている職場があったらすぐに労基に言ってください。
本社に言っても何も変わらないと思うので。