どーも「N・W・ごりら」です。
東証一部上場企業が全てホワイト企業だと思っていませんか?
僕が新卒入社した企業は、スポーツ用品を取扱う東証一部上場企業でした。
この企業がまさにブラック企業でしたので、その経験を綴っていきます。
就職、転職を検討している方は、数ある事象の一つとして参考にしていただけたら嬉しいです。
※既にこの会社を退社していますので、現在は改善されているかもしれませんし、されていないかもしれません。
教育の時間がないため、休日出勤を強要された話。
出勤日に教育の時間なんてない
店舗社員の仕事は多いです。
・接客
・品出し
・売場作成
・パートアルバイトのシフト作成
・その他雑務
勤務時間はずっと何か追われています。
接客の時間が長いほどその他の業務が進まずに、どんどん時間がなくなっていきます。
新入社員の時から常に何かを追われていました。
つまり、何かを教えてもらう教育の時間がないまま、月日が経っていくわけです。
決まった教育スケジュールがないので、各店舗ごとにローカルルールがあったり、監査的に完全NGな処理をしているのことも散見されます。
監査のタイミングでは、うまくそれを誤魔化してる感じでしたね。
教育する時間は休日が当たり前
勤務時間に教育の時間を確保できないとなるとどうなるのか?
そう!
答えは休日にに教育を受けるしかないんですよ!
簡単なことです。
僕は
「早く一人前になるために、休日も勉強だ!」
とか思っていたハッピー野郎だったのでした。
休日に教育を組み込まれても、
「ありがとうございます!」
みたいなアホな思考を持っていました。
社員はテニスのガット張りができないといけないというルールがあったため、とにかくガット張りを覚えなくてはいけません。
しかし、先輩社員も店長もベテランパートさんも誰も教えてくれません。
教えて下さいと伝えても、「忙しいから無理」と言われ、相手にされませんでした。
そこで先輩社員から悪魔の囁きが。
「お前が休みの日に来るなら教えてやるよ」
返答はイエスしかありませんでした。
無事にガット張りの教育を受けることはできましたが、休日にわざわざ店舗に行き、半日くらい拘束されました。
ガット張りの教育に限らず、時間をある程度要する教育は、休日出勤が常態化していましたね・・・
今振り返ってみた感想
東証一部上場企業にも関わらず、教育カリキュラムが確立されていない企業もあるということを知りました。
新入社員が100人ほどいる中、教育カリキュラムが確立されていないと、1年経つと知識量にかなりの差が出てきます。これは優秀であるとか、優秀でないとか関係ないです。
要するに運です。
ちゃんと教育してくれる店舗に配属されるかどうかがポイントです。
※そんな店舗は僕が知っている限りありませんでしたが・・・
ブラック企業は教育が満足にできる環境ではないです。教えてもらえない環境は不健全です。