転職活動の話

【SPI試験】SPI試験対策は転職活動には最低限必要。

どーも「N・W・ごりら」です。

社会人になってから、
試験勉強をする人はどのくらいいるのでしょうか?

資格試験の勉強をする人もいると思いますし、
社内の昇進試験のために勉強をする人もいるかと思います。

転職活動をする上でも、

SPI試験

と呼ばれる試験を受けなければいけないことがあります。

そこで、

語るごりら
語るごりら
本日は僕が経験し、企業側からも聞いたSPI試験の裏側について綴ります。

このブログで得られる情報

・SPI試験とは
・SPI試験の内容とは
・SPI試験の対策方法
・SPI試験は何割正解すればよいの?適性検査は?
・まとめ~SPI試験だけで決まらないのが就職~

SPI試験とは

SPI試験とは、企業が入社試験に用いる
基礎学力、適正能力を判断する試験です。

試験方法は様々な方法があり

・テストセンターでの受験
・自宅での受験
・企業内でのペーパーテスト

など、企業によって試験方法が異なります。

その中でも、パソコンでの受験が一般的であり、
テストセンター、自宅は選べることが多いです。

※個人的な感覚としては、
上場企業や、上場企業の子会社の選考に
多く用いられる印象があります。

転職が初めての方や、
少し間を空けての転職活動の方で
こう思われる人が多いのではないでしょうか?

泣くごりら
泣くごりら
今から新卒の就活みたいな勉強するのか・・・
正直キツイ・・・
そして面倒くさい・・・

僕ももちろんこんなように感じていました。

しかし、蓋を開けてみたら、
5社ほどSPI試験を選考として受けましたが、
SPI試験で落とされたことは1度もありませんでした

※どんな対策をして、
どんな手ごたえだったのかは後述します。



SPI試験の内容とは

一般的なSPI試験は

・数的処理能力
・言語能力
・適性検査

の3つで構成されていることが多いです。

数的処理能力

数的処理能力とは、簡単に言ってしまえば、
数学の問題を解くということです。

中学数学と数ⅠAが得意だった人にとっては、
そこまで難しい内容ではありません。

言語能力

所謂、現代文のテストです。

類義語を選んだり、
修飾、被修飾の関係を読み取ったり、
長文を読んで、選択肢を選んだり、

大学受験に用いられる試験に似ています。

適性検査

自分の性格、適正を判断するテストです。

難易度というものはなく、
自分の性格に当てはまるものを選ぶだけです。

大胆↔慎重みたいな対比になっており、
どちらよりですか?という問が多く、
直感で選んでいきます。


SPI試験の対策方法

何も対策をせずに特攻するのは流石に怖いので、
簡単な対策方法をご紹介します。

簡単な対策テキストを解く

僕の場合、とりあえず近くの書店で、
1週間でSPI対策!みたいな対策テキストを購入して、
一通り解いてみました。

数的処理能力と言語能力の
2つの分野に特化したテキストを購入。

大枠ではありますが、
どういう形式の問題が出て、
どういう選択肢が出てくるのがが
簡単に解説してあるテキストです。

例題と実践問題が3問ほどしかないシンプルなテキストでしたが、
傾向を掴むには十分な問題量で、
僕はこの1冊のみで転職活動を戦い切りました

個人差はもちろんあるともいますが、
大学受験レベルの問題が出てくるわけではないので、
傾向を掴み、解法を丸暗記すればある程度解けます

そのため、選考を受ける企業の調査に
時間を費やした方が良いように感じました。

とにかく長考をしない訓練

就職して仕事をし始めると、
就活時代と頭の使い方が変わっています。

対策テキストの最後に
実践問題の総集編みたいなテストが付いていたのですが、
それを解こうとすると、圧倒的に時間が足りませんでした。

社会人になって、
基本間違えてはいけない精神に蝕まれてしまったのか、
1問に長考してしまう癖がついてしまっていました。

対策の勉強をし始めた当初は、
正答率は高いけど、
問題の進捗率は50%ほどしかないということに衝撃を受けました。

SPIの試験は
1問ずつに制限時間が設けられているため、
長考しても時間が来ると次の問題に強制的に飛ばされてしまいます。

つまり、

どれだけ短時間で問題を捌くのか

ということが重要になってくるわけです。

もちろん正答率が高い方が良いのですが、
時間切れの方が問題数を稼げないほうが問題だと捉え、
とにかく問題を捌くことに徹しました

数的処理の問題は記入問題もありますが、
基本は選択肢の問題なので、
明らかに間違っている選択肢も多々あります。

そのため、選択肢の問題は
2択くらいには簡単に絞れるので、

・計算問題であれば、最後まで計算しなくても、大枠の数字が見れれば選択を選べる
・言語の問題であれば、考えても分からないものはどれだけ考えても分からないので、すぐに何かを選ぶ

この方法でとにかく問題を捌き、
時間切れにならないことをオススメします。


SPI試験は何割正解すればよいの?適性検査は?

僕はSPI試験で選考に落ちたことはなく、
必ずSPI試験の次の面接選考には進んでいました。

その後は面接試験で落ちたところもありましたが、
エージェントからSPI試験の結果に関しては、間接的ではありましたが、
SPI試験結果を教えてもらうことができました。

・正答率はそこまで重視していない
・基礎学力があることがわかれば問題ない
・適性検査を重んじる傾向がある

試験結果で何を見ていたのか?という質問もしましたが、
「正答率」で判断しているということは1社もありませんでした。

ちなみに正確な正答率は分かりませんが、
「半分よりは取れているから大丈夫かなー」
みたいなことを人事の人がエージェントが聞いたそうなので、
僕の正答率は6~7割だったような気がします

驚くごりら
驚くごりら
えっ!
これは、基礎学力を見るだけのテストだったってことなのか!?
結構対策に時間かけたけども・・・

要するに、
SPI試験は足切りということだと思います。

ある程度正解していれば、
とりあえず面接に進めて話を聞くということが多いように感じました。

適性検査に関しては、
ある程度見ているのではないかと面接を受けた身としては感じました。
というのも、

「適性検査の結果で、〇〇の傾向が強いとでているんだけども、正直自分ではどう思っていますか?」

「個人で仕事を進めていくことが強い傾向が出ていますが、グループで仕事を進めていくことに対して苦手意識はありませんか?」

と、適性検査の結果を基に質問されることが多かったからです。

適性検査から導き出される人物像の方を知るために、
SPI試験を実施している企業が多いのではないのかと感じる部分が強く感じます。


まとめ~SPI試験だけで決まらないのが就職~

SPI試験の詳細や対策方法を綴ってきましたが、
SPI試験の結果が物凄く高得点だから採用されるということはないと思われます。

基礎学力の足切りはあったもしても、
学力が高くて採用というのは考えにくい。

・印象
・話し方
・話す内容
・持っているスキル

これらの方が遥かに重要です。

SPI試験の対策を全くしないというのは、
流石に怖いので、必要最低限にして、
面接の対策や企業研究に時間を費やすことをオススメします。