どーも「N・W・ごりら」です。
僕は2回の転職をして、今の会社で3社目となります。
1回目の転職では、新卒から8年ほど勤めたスポーツ流通小売業の企業から、
WEBコンサル、インターネット広告の代理店を行っているスタートアップ企業に転職をしました。
※この2社目の転職には失敗した話はこちら↓

流通小売業からIT、WEBマーケティング企業に入社をしたかった僕は、
未経験でもOKな求人を自分でも探して応募したり、
転職エージェントの方に紹介してもらったりして、転職活動を行っていました。
そこで、僕が経験をした、是非気をつけて欲しい事があるわけです。
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本日は、転職エージェントに紹介された未経験OKのITコンサルの求人に、未経験が原因で落ちた話を綴ります。
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[box02 title=”この記事で得られる情報”]
・実録、未経験OKで応募したのに、未経験が理由で落とされた話
・未経験OKという言葉の本当の意味
・転職エージェントの正しい活用の仕方
・まとめ~企業研究と自己研鑽は続ける~
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実録、未経験OKで応募したのに未経験が理由で落とされた話
冒頭の通り、流通小売業からIT業界への転職をしたかったため、
未経験者でも応募が可能と求人票に記載されている企業を探していました。
そんな最中、エージェントの方から紹介されたのはシステム開発を行っている企業のITコンサルティング業務の募集。
・対人折衝の経験がある方
・法人営業経験のある方優遇
・IT業界未経験からでも始められる
という求人票。
しかも、給料もそんなに悪くない。
プログラマーではなく、法人営業に近いコンサルということだったので、
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これはいけるのではないか!
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と思い、即応募を決意。
無事に履歴書と職務経歴書は通ったため、次の課題審査へ。
課題の内容は、
「あなたが思う優秀なコンサルタントとは」
という内容でA4用紙2枚ほどに自分の考えをまとめるというのでした。
期日が設定されており、その日までにエージェントに提出をするというものだったので、
時間内にゴリゴリ書くというものではなく、じっくり考えながら書くことができるものです。
僕はこういうレポートのような課題が得意だったため、サラッと書き上げて提出。
そして、課題通過の連絡をいただき、1次面接が確定。
この1次面接の冒頭で、開口一番面接官に衝撃な一言を言われます。
「えっ?未経験なの?ITコンサルしたことないのなら、ウチに入社してから勉強するってこと?そんなことできるわけないでしょ。」
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???
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そんなことを開口一番で言われましても・・・
それから自己紹介だけして、何も質問されることなく
「特に聞きたいことがないので、面接はこれで終了です」
と言われて、5分も経たずに面接は終了。
もちろん後日お祈りメールが来ました。
100歩譲って未経験で採用されないのはわかる。
しかし、こちらは履歴書も職務経歴書も事前課題もパスしてるわけです。
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はっ?履歴書と職務経歴書みれば、未経験ってことわかるだろ!
事前課題のレポートにだって、未経験の旨を記載してただろ!
未経験OKって書いてあったから、俺は応募したんだよバーーーカ!!!
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未経験だということは事前に伝わったと思うのですが、
こんな不毛な面接を経験した実話でございます。
実話です!!こういうこともあるのです!!
未経験OKという言葉の本当の意味
前述にもあるように、求人票には未経験OKと記載されているわけですが、
これは全くの素人でOKということではないことを今となってはわかります。
第2新卒という採用であれば、
新卒のような手厚い教育があったかもしれませんが、基本キャリア採用であれば、
「この部署の、この業務を行ってくれる人」
という明確なポストがあるため、
社内のルールやオリエンテーションのようなものはありますが、
早い段階ですぐに一人で担当を持ち業務を進めていくことになります。
当たり前ですが、
即戦力が求められるキャリア採用に教育なんてそんなにあるわけがありません。
僕は、今の会社では、入社して1週間だけ上司と行動をし、
それからは単独で全ての業務を行うようになりました。
もちろん、わからない部分は質問をするものの、基本は教育というものはありません。
「この業務をお願いするので、今までの経験を活かして上手くやってね!」
というようなイメージです。
決して突き放すということではなく「好きにやっちゃって!」っというようなポジティブな放置です。
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ではキャリア採用において、未経験OKとは?
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それは、仕事としては未経験ではあるが、
その業界や業務内容に関しては、
自主的に学習を行っており、必要最低限の知識を有している状態のことを指すということです。
先はほどのITコンサルの面接に於いても、
僕がもしITコンサルについて、経験がなかったとしても、
自主的に業界を研究し、確固たる知識があれば、面接の時に
「未経験ではありますが、このあたりの分野は業界の人よりも知識を持ち合わせています!」
というように、話を切り出せたかもしれません。
それでも未経験を理由に落とされたなら、求人票の記載内容が間違っていますので、もう割り切りましょう。
※仕返しとして求人の管理元に伝えるとか考えない方がいいです。
報告したところで採用されるわけではありませんので、受け入れてください。時間の無駄です。
漠然とIT業界に行きたいという気持ちだけを持ち合わせていて、勉強をしなかった自分にも否がありますし。
今色々とIT未経験者が学べる環境、応募できる環境が、
僕が転職活動をしていた頃と比べて整っているように感じます。
少し調べるだけでも、ウズウズカレッジのスクールがでてきますし↓
スクールでなくても、IT未経験者向けの就職、転職サービスが出ていたり↓
このようなサービスが以前と比べて多いのは、
やはり世の中でIT知識を有している人、
エンジニアのスキルがある人が足りていないことが考えらますので、
まだまだ遅くないのではないでしょうか?
僕はスタートアップに入社し、
WEBマーケティングをゼロから学び、WEBコンサルをしたり、
広告運用をしたりして、スキルを身に着けましたが、
未経験が故に最下限の給料で入社をし、
スタートアップという決して褒められることのない労働環境で働いていました。

別に転職しなくても学ぼうも思えば学べます。
スクールもあるし、土日だけ独学で勉強してもいいかもしれません。
その方が安定した給料と職場があるというセイフティネットで心が穏やかです。
転職エージェントの正しい活用の仕方
転職活動をされる方で転職エージェントサービスを利用される方も多いと思います。
実際、僕も2回の転職時は、どちらもマイナビエージェント、リクルートエージェントのサービスに登録をし、エージェントから求人を紹介してもらってました。
ただ、転職エージェントはとても便利で、頼りになるサービスですが、
転職エージェントは民間企業のサービスであることは忘れてはいけません。
企業側が人材を採用できたら、
転職エージェントに報酬を支払うというビジネスモデルのため、
転職エージェント側も、利用者には内定を獲ってもらう必要があります。
※
誤:世の中にはたくさん求人が合って、そこから自分にピッタリなものを選んでくれる
↓
正:募集をかけている企業に、求める人材だと思われる人を紹介している
もちろん適当なことばかりをしていたら、
企業の信用にもつながるため、求人を出す企業に優秀な人材を紹介する必要があるのも事実です。
しかし、エージェントは利用者に内定を勝ち取ってもらうのがミッションであることは、忘れてはいけません。
というのも、先述のITコンサルの求人はエージェントから紹介されています。
つまり、僕の職歴を詳しく伝えているエージェントが、紹介した求人がそもそも職歴でNGだったわけです。
もちろん求人票を出している企業側に否がありますが、
エージェントとしてもそこまでわからないのだと思われます。
だから、下記のことは必ず常に意識しましょう!
・エージェントから紹介されたというだけで良い企業だと思わない!
・ITコンサルのような専門性が高い業種の未経験OKを鵜呑みにしない!
・自分でも必ず企業調査、企業研究をする!
初歩的は話ですが、転職するのも自分自身であり、試験を受けるのも自分自身です。
何もかも転職するエージェントにやってもらうのは辞めましょう!
転職エージェントは有効に使えば素晴らしいサービスです。
・非公開求人を紹介してくれる
・過去に試験を受けた人の情報を教えてくれる
・面接練習、履歴書や職務経歴書の添削をしてくれる
・なによりも無料で利用できる
何もかも任せっきりにするのではなく、自分が転職して働く職場なので、もっと自分で考えましょう!
まとめ~企業研究と自己研鑽は続ける~
僕の面接で落とされた話を綴り、転職エージェントとの付き合い方、そして企業研究と自己研鑽の大切さを綴りました。
初めて転職活動をされる方は、右も左も分からない状況かと思いますが、
結局のところ、自分自身で切り開くしかないものでもあります。
自分は何を求めて転職活動をしているのかを明確にして、その軸をブラさずに転職活動を行うことが大事です。