東証プライム上場ブラック企業の話

【東証プライム上場ブラック】販売促進部編④商談中に取引先を恫喝。横柄な態度をとっても良いという社内風土。

どーも「N・W・ごりら」です。

東証一部上場企業が全てホワイト企業だと思っていませんか?

僕が新卒入社した企業は、スポーツ用品を取扱う東証プライム上場企業でした。

この企業がまさにブラック企業でしたので、その経験を綴っていきます。

就職、転職を検討している方は、数ある事象の一つとして参考にしていただけたら嬉しいです。
※既にこの会社を退社していますので、現在は改善されているかもしれませんし、されていないかもしれません。

本日のブラック~販売促進部編④~

商談中に取引先を恫喝し、取引先に対して横柄な態度をとってもいい社内風土が露呈した話。

自分たちでできないことを取引先に依頼をする

僕の販売促進部の最初の仕事は、店舗で使用するポップを発注し、各店舗に割り振るという仕事でした。
※「期間限定〇〇円引き」とか書かれている販促物をポップと呼んでいました。

社内にデザイナーがいないため、デザインから印刷まで外部業者にお願いをしていました。
何か新しいポップをお願いする際は、業者の方と商談を行うの通常の流れです。

最初はなにをどうすればいいのかわからないため、一人で商談はできず、上司に同席する形で商談に出ていましたが、ここで恐ろしいものを目の当たりにします。

商品を買ってもらう立場を下に見る倫理観

もう一度言いますが「自分達ではデザインができない」ので外部業者にお願いをしていたわけです。

業者さんが出してきたデザイン案を見て、

こんなデザインしか作れないのか!

こんなデザインでデザイン代なんて払えないから見積書書き直してこい!

取引先変えてもいいんだぞ!お前らみたいな奴らいっぱいいる!

と怒鳴り散らかす上司。

僕は完全に引いてしまいましたね。

ちょい驚くごりら
ちょい驚くごりら
えっ?取引先って社外の人だよな?

と当たり前のことを確認した記憶があります。
下請け業者の方にもこんな態度と取ったら問題なのに、まさかの取引先にこんな態度を取るとは・・・

これは販促物促進部だけでなく、商品部などの他の部署でも横行していたようで、おじさんたちはみんな商談室でブチギレていました。

ブラック企業は社内だけでなく、社外にもブラックな行いをするわけです。

東証一部上場企業だから、発注額は何千万円なんて日常なので、

「うちから発注してもらえないのは辛いだろ?」
というスタンスでみんな上から行くわけです。

本当に倫理観がどうかしているやつらばかりでした。

今振り返ってみた感想

綺麗ごとかもしれませんが、取引先、子会社、下請け業者誰もが平等でないといけないと思っています。

僕は、いつか業者の人がブチギレて刺されないか心配になるほどでした。
実際に、体調を崩して業者さんの担当が頻繁に代わることは多かったですし、確実に好かれていなかったと思います。

しかし、一つスカッとする話としては、怒鳴っている上司よりも、怒鳴られている取引先の担当の方が年収が高かったという事実を会社を辞めてから、取引先に人に教えてもらいました。

虎の威を借りる狐とはこのことです。東証プライム上場企業という後ろ盾がなければ、ただ無能な上司で終わりです。
ブラック企業は人の心を蝕んでいくんですね。早くブラック企業から抜け出して、豊かな心を持つことをオススメします。