どーも「N・W・ごりら」です。
東証プライム上場企業が全てホワイト企業だと思っていませんか?
僕が新卒入社した企業は、スポーツ用品を取扱う東証プライム上場企業でした。
この企業がまさにブラック企業でしたので、その経験を綴っていきます。
就職、転職を検討している方は、数ある事象の一つとして参考にしていただけたら嬉しいです。
※既にこの会社を退社していますので、現在は改善されているかもしれませんし、されていないかもしれません。
自分が出世したいがために内部告発をし、上司を異動させ、自分の昇格を図ったクソ野郎の話。
仕事ができるだけが出世の方法ではない
「なんでこの人がこの役職なんだろう?」と疑問に思うことは多々あると思います。
仕事でバリバリ成果を出して、それが上層部に知れ渡り、昇進、出世という流れが一般的に思われますが、実際はそんなことばかりではありません。
もちろん成果をしっかり出して出世する人もいます。しかし、上司に仕事以外の部分で気に入られて昇進、出世をするということも世の中にはあります。
ただ、私が所属していたブラック企業の販売促進部では、気に入られるのではなく、嫌いな上司を告発し、降格をさせて自分が上位職になるということが、往々にしてあったわけです。
パワハラ告発の無限ループ
今まで散々綴ってきましたが、ブラック企業なのでパワハラは日常茶飯事です。
僕が入社してから退職するまで、殴るような場面は目にしませんでしたが、メインは直接言葉で攻めるか、メールでたたみ掛けるパターンが多かったです。
上司の降格を狙う奴らは、パワハラメールを送ってきた上司のメールをそのまま人事部に転送して密告をします。
少し時間が経つと密告された上司は、他部署に異動させられ、降格になります。
そして密告した人が晴れて上位職に昇進するわけです。
しかし、この上位職に昇進をした密告者も、当たり前のようにパワハラメールをしてしまうので、また新しい密告者に人事部へ密告されます。
上司のパワハラを密告
↓
上司の異動、降格
↓
密告者が上位職へ
↓
密告者がパワハラ
↓
新たな密告者が上司のパワハラを密告
↓
上司が異動、降格
このループとなります。
※いやいや、密告者は学習しろよ。
今考えると、ただの笑い話ですが、早く出世したいと考えるとオジサンたちが蹴落とし合っているのを見ると、決して健全は会社ではないのだなと強く感じました。
・人事部と何みてるの?
・部長は何を見てるの?
・密告者もなんでパワハラするの?
疑問が多く残ります。
ブラック企業は、人を大切にしません。
誰が出世しようが、売上さえしっかり取っていれば誰でもいいという考え方が根底にあるわけです。
だから、毎月歓迎会をするんです。
今振り返ってみた感想
ブラック企業は人を大事にしないというものが露呈した経験でした。
同じ部署なのにチーム感もない。だから、気にいらない人をどんどん引きずり下ろすことばかりに注力するようになるわけです。
そこにいると感覚が麻痺してくるので、仕事で成果をして昇進しようという気持ちよりも、上司の悪いところを見つけて密告してやろうみたいな全く別のベクトルを持ったまま仕事をしてしまっている雰囲気でしたね。
東証プライム上場していようが、こんな足の引っ張り合いばかりする会社が今後続いていくとは思えません。