どーも「N・W・ごりら」です。
転職活動や学生の方の就職活動で大切なのは、仕事選びの「軸」です。
僕は新卒で入社し、そこから2回の転職を経て、今の仕事に就きましたが、仕事選びの「軸」はやはり重要でした。
新卒入社と1回目の転職ではこの「軸」がブレブレだったため、休みの日も仕事のことばかり考えてしまい休めなかったり、無理な働き方で体調を崩してしまったりと、ストレスフルな毎日でした。
そこで、
・ひろゆきの壺の話とは
・僕の転職の場合を壺の話に当てはめてみる
・大きな岩を入れられる壺の探す
・まとめ~今の仕事が嫌なら変えることも大事~
ひろゆきの壺の話とは
※この壺の話は、ひろゆきさんのオリジナルの話ではないらしいですが、僕はひろゆきさんから聞いたのでひろゆきさんの話としています。
以下お話。
まず大学の教授が学生に言います。
「今から皆さんに質問をします」
そして大きな壺を取り出し教壇に置きました。
その壺に、教授は一つ一つ岩を詰めます。壺がいっぱいになるまで岩を詰めて、教授は学生に聞きます。
「この壺は満杯ですか?」
教室中の学生が「はい」と答えました。
「ではこれではどうでしょう?」
そう言いながら教授は、教壇の下からバケツいっぱいの砂利を取り出しました。
砂利を壺の中に流し込み、壺を振りながら、岩と岩の間を砂利で埋めて、もう一度学生に聞きます。
「この壺は満杯ですか?」
一人の生徒が「違う」と答えました。
教授は、今度は教壇の下から砂の入ったバケツを取り出しました。
それを岩と砂利の隙間に流し込んだ後、再度聞きます。
「この壺は満杯ですか?」
学生は、「違うと」と答えました。
教授は水差しを取り出し、壺の縁までなみなみと水を注いだ後に、学生に最後の質問を投げかけます。
「私が何を言いたいのかわかりますか?」
一人の学生が手を挙げて言います。
「どんなにスケジュールが埋まっていても、工夫や努力をすれば、いつでも予定を詰め込むことができるということでしょうか?」
「それは違います」と教授は言いました。
「大切なポイントはそこではありません。この壺が私たちに示してくれる真実は、大きな岩を先に入れないかぎり、それが入る余地は、その後二度とないということです」
「皆さんの人生にとって大きな岩」とは何だろう、と教授は話しはじめます。
それは、仕事であったり、趣味であったり、家族であったり、自分の夢であったり。
「ここでいう『大きな岩』とは、皆さんの人生にとって一番大事なものです」
「それを最初に壺の中に入れなさい。さもないと、君たちはそれを永遠に失うことになります」
「もし皆さんが小さな砂利や砂、水など、自分にとって大切でないものから自分の壺を満たしていけば、皆さんの人生は大切でない「何か」に満たされたものになってしまいます」
「そして大きな岩、つまり自分にとって一番大切なものに割く時間を失い、その結果一番大切な何かを失ってしまいます」
以上。
というお話です。
これは物事の優先順位についての話。
仕事は人生において、かなりの時間を要します。
22歳で就職をし、大半の人は40年以上働き続けます。
本当に大切なものを最優先とし、仕事を決めないと後々後悔することになりますという注意喚起です。
僕の転職の場合を壺の話に当てはめてみる
僕は、この壺の話を聞いてから2回目の転職活動を行いましたので「大きな岩は何なのか?」をまず考え始めました。
とにかく自分が優先したいものを書き出します。
・年収500万円以上
・休日に仕事のこと考えなくていい
・定時に帰ることができる
・平日に趣味のゲームができる時間がある
・出張が少ない
ざっとこんな感じです。
ありきたりな内容ばかりですが、僕自身「この仕事がしたい!」という目標を持つことがあまり意味のないことだと捉えていましたので、労働環境に重き置くことにしました。
そして、見てもわかる通り、
僕は仕事は最低限しかしたくないわけです。
・定時の時間内しか仕事をしたくない
・休みの日は仕事のことを一切考えたくない
・子どもを寝かしつけた後は、ゲームがしたい
・でも給料はそこそこほしい
というワガママな要望です。
しかし、大きな岩とはそういうものだと思います。
自分が1番心地よい環境で働くというのとの大切だと、2社経験して強く感じていました。
そして、書き出した項目から最も優先したいことを選びます。
僕が選んだ項目は、「定時に帰ることができる」という項目。
定時で帰ることが出来る
↓
仕事が定時内に終わらせることができる
↓
休日に仕事をしなくてもいい。考えなくてもいい。
↓
ストレスがない
という連想ゲームです。
定時に帰ることが出来ることは、年収以外の僕が求めているものにつながると思い、とにかく「定時で帰ることができる職場」を探すことにしました。
大きな岩を入れられる壺の探す
「定時で帰ることが出来る」という大きな岩を見つけたわけですが、この大きな岩を入れることのできる壺、つまり職場を見つけないとどうしようありません。
定時で帰ることができるかどうかは、面接だけではわかりませんので、ここでまた連想ゲームをします。
定時で帰ることができる
↓
業務量が安定していて、競合他社の動きに左右されにくい
↓
歴史があり財務状況が安定している。独自性が高い商品を販売している
↓
自己資本率50%以上。老舗。メーカーか何かの分野で独占している何かがある。
というところまで行き着きました。
ここからはひたすらこの条件に合う企業を探し続け、求人が出ていなくても、連絡して履歴書を送り続けました。
転職エージェントサービスも利用しましたが、ここまで絞ると求人数は限られてきますので、自分で探す必要がありました。
そうして僕はこの条件に合う企業に無事転職ができて、今はノーストレスで定時で帰宅する生活を送れています。
副産物として、年収500万円以上の条件まで満たされたので、これは嬉しい誤算。
まとめ~今の仕事が嫌なら変えることも大事~
ひろゆきさんの壺の話、つまり「自分にとっての大きな岩」を仕事している人であれば一度はちゃんと考えてみるべきことだと思います。
今の仕事が楽しいならそのままでいいですが、辞めたいと考えているのであれば、自分にとっての大きな岩が何かをしっかりと考えて見ることをオススメします。
僕は前職時代は、過度なストレスで蕁麻疹が出て、何を食べてもくしゃみが止まらない状況となり、流石にまずいと気づきましたが、本当に倒れてからでは遅いです。
自分の人生なのでワガママに生きましょう!
転職活動は決して楽ではないですが、嫌な環境で40年間いるよりは、全然楽だと思いますよ。
僕にとってひろゆきさんの壺の話はとても良いきっかけとなりました。