転職活動の話

転職で失敗しないためのポイント:新卒からスタートアップ経験談

どーも、「N・W・ごりら」です。

新卒で入社からのキャリアパス
1度目の転職で安定企業からスタートアップに飛び込む
まったく自分には合わず半年足らずで退職
妻子がありながら無職期間を経験
2度目の転職で自分にあった会社に入社
穏やかな気持ちで日々を過ごす
このような経験をしてきた僕だからこそ、お話しできる話を綴っていこうと思います。

語るごりら
語るごりら
本日は、僕が新卒入社した会社についてお話をします!
新卒入社した会社の特徴

流通小売業
東証一部上場
同期は100人程度
初任給は手取り18万くらい
総合職採用

入社理由としては「人事の人と一緒に受けていた同期になる人たちの雰囲気が良かった」ということです。正直「自分が何に向いていて、何が得意なのかも働いていないのにわかるわけない」と思っていたので、事業内容とかそこまで調べることなく「雰囲気に惹かれました!!」の勢いだけで面接を乗り切り、入社に至りました。入社してからの経歴は以下の通りです。

入社してから退職まで

店舗に配属。販売員として働く
本社の販売促進の部署に配属
VMDといわれる部署に異動
VMDじゃない部署に異動できず退職

総合職の実態
まず、私が入社した会社は、小売業で全国に400店舗ほど店舗があったので、社員のほとんどが店舗の社員です。本社には社員全体の15%程しか社員がいないため、社歴が長ければ本社に来れるというわけでもありません。つまり、総合職として採用をされている人のほとんどが店舗にて「店舗運営社員・販売員」として働きます。この社員は「販売部」という部署に所属しているのですが、入社から定年退職まで販売部から出ずに引退される人も珍しくありません。僕は運良く、入社後3年ほどで本社に配属されましたが、なぜ本社に配属されたのかはわかりません。(僕はFラン大学卒、成果も残していない)

就職活動での考え方
就職活動で志望理由やキャリアプランを聞かれることは多々あると思います。その時に「御社の財務部に惹かれて志望しました!財務部の勉強をして、最強の財務部にします!」なんていう人いないですよね?こんなこと言ったら落とされると思いますし・・・逆に「本社の販売員として40年間接客をし続けたいです!」っていう人も少ないと思います。大半の大学生は「本社のバイヤーになりたい。マーケティングをしたい。商品開発したい」とか、こういうこと志望動機、キャリアプランを話すことがほとんどです。そして、実際ににずっと店舗で販売員をしたいと思っている人はごくわずか。

総合職という言葉に惑わされてはいけません。まず、見極めるポイントは「その企業の社員の分布、各部署の比率はどうなっているのか」というところです。面接のときに聞いても、問題ないと思います。「バイヤーって何人くらいいるんですか?」みたいな質問は至って普通の質問です。この回答に「10人のバイヤーがいます」と返答があったときに考えましょう。全社員数は5000人、そしてバイヤーは10人・・・0.2%しかいない・・・ってことです。希望の職種、部署に行くことは難しいそうですよね・・・

そして、逆も然りです。全然興味ないのに総務部とか異動し、備品の発注・管理する可能性もありますからね!(本社には行けるかもですけども)

中途採用の影響
これに加えて認識していたいのは、中途採用で即戦力が来た場合、そこの席はすぐに奪われるということです。新卒でバイヤーに育てるよりも、他社でバリバリバイヤーしてた人とバイヤーにした方が早いし、確実です。総合職で入社した新卒社員はこういうフィールドで戦わないといけないということを肝に銘じておくと、入社した後にモヤモヤしなくて済むかもしれません。

まとめ:逃げるだけの転職はNG
スタートアップという言葉だけで会社を選んでいませんか?見栄を張って転職していませんか?今一度ゆっくり考えてみましょう。いい経験ができるというのは、あくまでも去った人が言う言葉です。そう思わないと自分の過去を否定することになるからです。今一度ゆっくり考えることをおすすめします。