転職活動の話

【新卒入社】高学歴の同期は出世をしていくが辞める人も多い話。

どーも「N・W・ごりら」です。

就職活動をしていく中で、「学歴フィルター」という言葉を聞くことは多いと思います。

僕は学歴フィルターはあると思う派ですが、僕が新卒入社した企業では、
学歴フィルターだけでなく、学歴によって入社試験の枠も違っていました。

つまり、高学歴に大学生は、入社試験がかなり簡単なもの(入社いただくための試験)にしており、入社をしやすくするという制度です。

そんな高学歴入社をした同期は、確かに出世するのも早いですが、その反面辞める人も多かったということがありました。

そこで、

語るごりら
語るごりら
本日は、高学歴入社組と通常入社組の出世の違いと退職理由ついて綴っていきます。

このブログで得られる情報

・僕が新卒入社した企業
・高学歴入社組の具体的な条件
・具体的に高学歴入社と通常入社何が違う?
・高学歴入社組は成果が求められる
・まとめ~新卒はあくまでもポテンシャル入社~

僕が新卒入社した企業

僕は新卒入社をした会社は、東証一部上場の流通小売の企業でした。

いわゆるスポーツの流通小売で、

・スポーツデポ
・アルペン
・ヒマラヤ
・スポーツゼビオ
・サッカーショップKAMO
・ステップ

上記のような会社にいたと思っていただければイメージがしやすいと思います。






新卒入社は、商品と人とお金の動きを学ぶという理由で、全員が店舗に配属されます。

新入社員の数は、約100名

この100名の中で、大きく2つに分かれており

幹部候補として入社する「高学歴入社組」
ソルジャーとして入社する「通常入社組」

の2パターンに分かれます。



高学歴入社組の具体的な条件

僕が入社した会社の高学歴入社の定義は以下の通りです。

高学歴入社・・・旧帝大卒+慶應大卒
通常入社・・・その他の大学(院卒を含む)

※ポイントは院卒も旧帝大、慶應大でなければ、通常入社組になるという謎制度でした。

ちょい驚くごりら
ちょい驚くごりら
なぜ早稲田卒は高学歴ではなく、慶應大卒は高学歴扱いなのか?

という線引きは良くわかりませんが、選考の時点で扱いが大きく異なり、
僕は通常入社組なので、最終面接は人事部長でしたが、
高学歴入社組は、社長面接だったそうです。

ちなみに100名の内、高学歴入社は5人程度でした。

具体的に高学歴入社と通常入社何が違う?

採用の段階で違いがあるわけですが、具体的な違いが次の通りです。

本社配属までの期間

先述していますが、入社した企業が流通小売業ということもあったので、入社後は全員店舗への配属されます。

まず店舗で販売員を行い、3年ほどで副店長、そこから5年で店長みたいな大きな流れがあり、
店長になってから、一部の人が本社に配属されるということが多い状況でした。

しかし、高学歴入社組は1年経たずして本社に配属されます。
配属される部署はバラバラでしたが、5名いた高学歴入社組は全員もれなく本社に配属されました。

配属先は、商品部とか人事部とかバラバラでしたが、
明らかに期待をされているポジションに配属されていました。

もちろん、やっとの思いで本社に配属された中堅どころや、
本社に配属されたいのに、希望が通らない店舗の社員からは冷たい目で見られていたのは事実ですが、
そんなことを気にしなければ、すぐに本社に配属されるのはキャリアを形成していく上でも、非常に良い状況です。

役員たちと接点が多い

高学歴入社組は選考の時点で社長と面接を行うなど、入社前から機会が優遇されています。

そのため、通常名前すら覚えてももらえない役員たちから、

「〇〇君商品部に配属になったんだね!今度ゴルフ行こうよ!」

みたいに普通にゴルフとか誘われちゃったりして、その格の違いを見せつけていました。

仕事が出来る出来ないはもちろん出世に関係してくる話ですが、
上層部に名前・顔を覚えてもらえるというのも、出世に関係してくる部分です。

無名選手よりバッターボックスに立つまでの間が短いため、
第1打席で結果を見せれば、そのままどんどん昇格していく感じです。

無名選手は、ファームでコツコツ成績積み上げて、バッターボックスに立てるように日々頑張らなくてはいけない。



高学歴入社組は成果が求められる

バッターボックスに立つという例えをしましたが、
高学歴入社組の人たちはバッターボックスに早く立つことができます。

そのため、そこでヒットが打てれば、すぐに昇進をしていくのですが、
反対にそこで3打席連続三振をしてしまうと、通常入社組へ格下げになります。

良くも悪くも早くチャンスが来るのが高学歴入社組なわけです。

僕の同期で5名いた高学歴入社組ですが、

2名は最年少のマネージャーに昇進、
1名は三振をして店舗配属、
2名は早々に退職

という状況でしたので、打率はしては4割です。

この事実を知った上で入社をしていれば、
最初のバッターボックスまでの準備を丁寧に行い、ヒットを打てるように努めることができます。

しかし、何の情報がなく、危機感がないと知らない内にファームに戻ってきてしまい、せっかくのチャンスを棒に振ってしまう結果になってしまいます。



まとめ~新卒はあくまでもポテンシャル入社~

高学歴入社といえど、新卒入社ですので、何か特別なスキルを持っている、即戦力という判断で採用されていない場合がほとんどです。

高学歴とは、学業を努めることができ、一般的に受験に成功したという体験を持ち合わせている人を指していますので
通常入社組より、仕事ができるという可能性が高いと思って採用しているわけです。

つまりポテンシャル採用です。

これは通常入社組も変わりません。

高学歴組はバッターボックスに立つスピードは早いですが、結果を残すという面では、通常入社と変わらないです。
今大学生で、就活中の方はもう大学を変えることはできないので、入社してからことについて強く考えることをオススメします。