販売員の仕事

【販売員の仕事】販売員の仕事内容・年収・離職について。

どーも「N・W・ごりら」です。

僕は新卒入社をした会社は、東証一部上場の流通小売の企業でした。

いわゆるスポーツの流通小売で、

・スポーツデポ
・アルペン
・ヒマラヤ
・スポーツゼビオ
・サッカーショップKAMO
・ステップ

上記のような会社にいたと思っていただければイメージがしやすいと思います。






新卒入社は、商品と人とお金の動きを学ぶという理由で、全員が店舗に配属されます。

※本当に学べるかは別の話ですが。

僕はそこから約3年ほど店舗で販売員として働き、
異動で本社の販売促進やVMDを管轄している部署に配属となります。

そんな僕が綴っていきます。

語るごりら
語るごりら
本日は、販売員の仕事内容、年収、離職について綴っていきます。

このブログで得られる情報

・販売員の仕事とは
・販売員の年収、勤務形態
・販売員の離職の主な理由
・まとめ~販売員の経験は活きる~

販売員の仕事とは

販売員と言っても販売だけしていればいいわけではありません。
意外と知らない販売員の仕事をまとめました。

接客

来店されたお客様の会話をし、
商品を購入いただけるように対応をする業務です。

販売員のイメージは、
この接客のイメージが強いと思いますが

意外に接客している時間は多くないです。

というのも、店舗の立地にもよりますが、
土日祝日や平日の夕方以降は、
多くのお客様が来店されるため、接客がメインとなります。

しかし、それ以外の時間は、
そもそもお客様がほとんど来ないため、
接客をすることが少ないのです。

荷受け、品出し

では、接客をしていない時間は何をしているのか?

まずは、荷受けと品出しです。

商品が売れれば補充をしないといけません。
売れた商品は、すぐに配送され、早ければ翌日には店舗に配達されます。

その商品の荷受けを行い、
ダンボールを開梱し、
商品を出します。

接客をしていない時間に、この商品の品出しを行ったり、
欠品している商品のチェックし、配達依頼をかけたりします。

マネキンのディスプレイ

次にマネキンのディスプレイです。

ショッピングモールを歩いていると
マネキンが可愛い、カッコいい服を着て、
目立つようになっていますよね?

しかも、シーズンを先取りしていたり、
キャンプ!みたいなテーマがあったりと、
目を引かせるなっていませんか?

そうです。アレです。

あのディスプレイを接客していないときに作ります。

僕の場合は、
本部からディスプレイの指示が来るタイプだったので、
それ通りにマネキンに着せ込んだり、配置したりしていました。

これは主に木曜日におこなうことが多く、
新しいディスプレイを週末に見てもらうことを意識します。

月に2回ほど入れ替えを行い、
常に新鮮なディスプレイを作ります。

何が流行っているかを勉強しないといけないため、
日々オシャレなECサイトをみて、流行をキャッチします。


パート、アルバイトの管理

販売員の仕事は商品を売ることだけではありません。

従業員の管理も大事な仕事です。

パートやアルバイトのシフトを作成したり、
残業などの勤務時間の管理を行います。

社会保険に加入するのか、扶養のままでするのか、
しっかりと勤務希望を確認をして、
月間の勤務時間を確定させます。

ここで調整を怠ると、関係性に響くので、
なんならこの業務は販売員として最重要といっても過言ではありません

レジ会計

レジ会計は基本中の基本です。

今はユニクロのようにセルフレジもありますが、
スポーツ用品のような特殊なものは通常レジです。

店長、副店長になれば、レジ閉めを行うことも出てきます。

スポーツ用品の加工

これはスポーツ用品店しか該当しませんが、
スポーツ用品は加工が必要です。

・テニスのガット張り
・卓球のラバー貼り
・野球グローブのレース交換

色々な加工を覚えないといけませんでした。

ちなみに、転職した後、

「俺、テニスのガット張れるですよ!」っていうと、
めちゃめちゃ盛り上がります。

販売員の年収、勤務形態

年収

僕は新卒から3年間販売員をしていましたので、
その期間の年収について綴ります。

1年目

年収:263万円
月収:20万円
賞与:夏3万円 冬20万円

夏の賞与は、金一封ということで新入社員は全員3万円でした。
大卒ですが、やはり小売ということもあり平均と比べると低いなーと思っていました。

2年目

年収:302万円
月収:21万円
賞与:夏25万円 冬25万円

2年目になると昇給し、新人社員から一般社員というように、位が上がります。
それもあり、月収と賞与がアップし、300万円を超えます

3年目

年収:320万円
月収:22万円
賞与:夏28万円 冬28万円

3年目でも少し昇給し、年収は320万円まで上がります。

東証一部上場企業ということもあり、
年功序列で定期昇給があるタイプで、
毎年少しずつですが年収は上がりました。

店長までいけば、600万円くらいもらえていたと思います。
小売業としては十分な給料だったと今では感じています。

勤務形態

販売員はサービス業という言われる部類の職種のため、
シフト制勤務となり、基本土日祝は出勤になることが多いです。

休日に関しては、完全週休2日制であったため、月に8日は休日がありましたが、
連休になることはほぼなく「3日出勤して1日休んで、2日出勤して1日休む」というサイクルが多かったです。

しかも、休日でも店舗で引継ぎが上手くできていないと、
容赦なく店舗から電話がかかってくるので、休日も意外にしっかりと休めない日も多かったですね。

勤める会社にも左右される部分でありますが、
販売員で完全週休2日制を採用している会社は少なく、
週休2日制で、月6日休日くらいの会社が多いです。

販売員の離職の主な理由

離職率

僕は新卒で入社した時に、同期は100人くらいいましたが、
3年後、僕が店舗から本部に異動するときには、同期は70人ほどに減っていました。

30人辞めているので、離職率は30%です。

3年3割問題という言葉もあるように、ここは相場と同じ離職率です。

離職理由

離職理由は大きく3パターンです。

・シフト制が嫌になり、土日祝休みの仕事に就きたい
・本部に異動することが出来ず、このまま販売員はやりたくない
・従業員同士のトラブルで精神的に病んでしまい退職

シフト制で平日休みのことが多いため、社外の友達との予定が合わず
そこに嫌気がさして辞めていく人は意外に多いです。

また、そもそも新卒は問答無用で店舗に配属されるものの、
「バイヤーになりたい」「マーケティングをしたい」という本部希望で
入社する人がほとんどのため、3年が経過し、本部に異動できる気配がないと感じ取った人は、
早々と見切りをつけて辞めてしまいます。

あとは、人間関係ですね。これは販売員に限らず、どの職場でもあります。

まとめ~販売員の経験は活きる~

販売員について、僕の経験を綴ってきましたが、
販売員の経験は、転職後も活きることが多いです。

・営業の対人スキル
・従業員を管理スキル
・スポーツの小噺

辞めた後も活きるスキルが多く、やって損はない職業だと思います。