どーも「N・W・ごりら」です。
僕は2回の転職を経験し、
3社目の会社にて、精神的な平穏を手にすることができました。
転職理由は様々ありますが、
上司と合わないというのは、大きな理由の1つでした。
そこで、
・僕が出会ってきた上司たち
・転職を決意させたクソ上司
・上司が嫌いだから転職してもいい理由
・まとめ~上司は選べないけど会社は選べる~
僕が出会ってきた上司たち
僕が新卒で入社した企業は、スポーツ業界の小売業でした。
僕は、入社して3年ほど店舗で販売員をし、その後本社に異動になりました。
入社したから退職するまでに4人の上司に出会い、
そして、最後に出会った上司をきっかけに、僕は転職を決意することになります。
背中で語るマフィア店長
僕が入社して最初に配属された店舗の店長は、
見た目がまるでゴッドファーザーのようなマフィア店長でした。
あまり口数も多くなく、顔もゴッドファーザーのため、
従業員からの好感度は決して高くありません。
しかし、クレームが発生すると
必ず一番に対応をしてくれる頼りになる店長で、信頼はされている方でした。
1年も経たない内に僕が別の店舗に異動になったため、
そこまで深い関係になることが出来ませんでしたが、
社会人1年目僕にとって、社会人のお手本、管理職の見本となる大変良い出会いでした。
人として終わっているクソ店長
新しい店舗で出会った僕の2人目の店長は、
人として終わっているクソ店長でした。
この人は不倫・暴言・逃避というクソ3拍子を揃えてしまった人で、
上司として何一つ得るものはなかったです。
いや、反面教師として
「これだけはやっちゃいけない」
と思うことができたのは、唯一得たものかもしれません。
不倫・・・パートのおばさんと不倫をして、おばさん離婚、店長異動
暴言・・・妊婦のパートさんがミスをすると、そのパートさんに罵詈雑言を浴びさせ、パートさんを退職に追い込む
逃避・・・クレームが発生すると、どこかに逃げ「俺は忙しいから対応頼む」というキラーパス
こんな人を店長にした会社を疑い出した入社3年目。
アロハシャツが似合うチンピラマネージャー
3人目の上司は、本社に異動した時に初めて上司になったマネージャーです。
この人は茶髪、あごひげ、アロハシャツという風貌で、化物語に登場する忍野メメのような方でした。
この方は見かけに寄らず優しい人で、
残業が当たり前になっている労働環境の中、
いかにして自分の仕事を早く終わらせて早く帰るのかということを教えてくれた方でした。
周りが残業していようが、気にせずに家に帰るということを徹底しており、
今でもこの気持ちが大事にしています。
忍野メメにありがとう。
転職を決意させたクソ上司
4人目の上司。
この人が僕が転職活動を開始した大きなきっかけになる人でした。
もちろんネガティブな意味で。
この上司の特徴はこんな感じです。
・人によって言うことも態度も大きく変える
・自分の経験でしか物事を判断しない
・質問をしたら質問でしか返してこない
・数字に弱い
・今後の希望を聞くだけ聞いて何もアクションを起こさない
僕はこの上司と本当に合わなかったです。
しかも約3年この人の下で働きましたが、
この3年間は本当に仕事がしんどくなってしまい、
ストレスがピークに達したタイミングでは、
何を食べても蕁麻疹が出てくるようになりました。
食後はくしゃみと、目のかゆみが止まらなくなったり、
自律神経がおかしくなって、眠気がなくなるという不調に追い込まれたくらいでした。
僕はそのグループで一番の若手であったため、
とにかく何をやるにも叱責され、いわゆるターゲットになっていました。
体育系の世界にいたこともあるので、
「こうやって緊張感を出して場の空気を保っているんだなー」
という客観的な目線も持ち合わせていましたが、とにかく不遇感が凄かったです。
社内で上司との1on1の時間が設けられていたため、
自分が今後やりたいこと、部署異動の希望などをその時間に3年間言い続けていました。
「毎回希望するってことは、それだけやる気があるってことだな!人事部に打診してみるよ!」
と毎回毎回言いますが、結局僕の希望は退職するまで通ることはありませんでした。
そして、自分が退職を決めたタイミングで、上司に退職する旨を伝えると人事部から連絡がきました。
「本社の若手に辞めてほしくない、一度話を聞かせてほしい」
人事部長が直々に話をしたいと連絡があり、人事部長と1on1をすることに。
既に次に職場も決まっており、何を言われても退職という選択を変更するつもりはなかったので、ありのままに話しました。
・やりたいことを言い続けたが、異動ができなかったこと
・自分は部署内で顕著な成果を上げたにも関わらず、昇給をしなかったこと
・上司からの叱責を3年間の耐えたこと
そこで最も驚いたことは、僕が違う部署を希望していた事実を人事部は知らなかったこと。
そして、その部署は欠員も出ているため、希望を出せば異動はできたということ。
それを聞いて転職という決断をして良かったと心から思いました。
会社は嫌いじゃなかったです。
でも上司は本当に嫌いでした。
上司が嫌いだから転職してもいい理由
冷静になって考えてみると、蕁麻疹を出しながら、身体がおかしくなっているのに
その会社縛られて働くことは決して健全ではありません。
そんな状態の社員がいるのに気づいていないのか、
気づいていても対処をしないのかはわかりませんが、
そんな会社でこれからも働いていくということは、自分をすり減らすということです。
世間では
「上司と合わないくらいで会社辞めるなよ」
とか、無責任なことをいう人が多いです。
しかし、その上司が原因で体調崩してても、働かないとダメなんですか?
毎日憂鬱なまま貴重な時間をすり減らしてもいいのですか?
転職はあくまでも自分の問題です。
世間を気にしても仕方ありません。
まとめ~上司は選べないけど会社は選べる~
今でも僕が新卒入社をしたこの会社は業績も好調で、
新卒採用のときになると10,000人以上の子たちが応募をしてくるそうです。
最初の配属先、上司ははっきり言って運の要素が強すぎます。
運悪かったら、異動を打診してみたり、上司が変わるような働き掛けをしてみてください。
それでもダメそうであれば、転職活動を始めてください。
上司は選べませんが、会社は選べます。
皆さんが忍野メメみたいに理想の上司に巡り合えますように。