どーも「N・W・ごりら」です。
別の記事で最終面接で落とされた理由をまとめた話を綴りました。
しかし、最終面接が近づいた方が知りたいのは落とされた理由ではなく、
最終面接の具体的な内容
であることを理解しました。
ということで、
・どんな企業の最終面接なのか?
・質問①なぜ当社を志望したのですか?
・質問②前職を退職した理由はなんですか?
・質問③家族は今回の転職についてどう考えていますか?
・質問④最後に質問はありませんか?
・どの質問のどの回答で落とされたのかが判明
・まとめ~受かるも落とすも社長次第~
どんな企業の最終面接なのか?
この話は、僕がとある専門商社の
最終面接を受けた際の話です。
商社でありながら、自社開発をしており、
その業界では2位の売上という立ち位置。
中途入社の比率が50%ということで、
中途採用に積極的取り組んでいる企業です。
・書類選考
・1次面接
・SPI試験
を経て最終面接までこぎつけました。
最終面接は社長と1対1の面接でした。
①なぜ当社を志望したのですか?
オーソドックスな質問のため、
ここの準備には抜かりはありません。
はい!
世の中のニーズに応えられるような商品を
仕入れることができる専門商社でありながら、
自社で潜在的な欲求を満たすような商品を
開発できる開発力に魅力を感じたからです!
実際は、具体的な商品を出して、
もう少し長い返答ではありましたが、
概ねこんな感じ返答をしました。
ここは当たり前のように準備をしてきたものを
全て出し切れた感覚はありました。
前職を退職した理由はなんですか?
オーソドックスな質問続けてきたー!と一安心。
これもまた準備をしていた返しを
切り替えしたわけです。
前職の代表の経営方針が
あまりにも自分の感覚とずれており、
この財務感覚の経営者の下で働くには
限界があると感じたためです。
無駄に感じる先行投資が多く、明らかに見栄を張っていると感じていました。
スタートアップという社員数が少ない環境であり、
代表の経営方針は会社の土台であったため、
そこが揺らぐのは耐えきれませんでした。
自分でいうのも変ですが、
かなり尖っている転職理由だと思います。
しかし、1次面接でも同じ内容を伝えており、
エージェントとも相談をして、
ここに落ち着きました。
実際この理由で会社を辞めて、
無職の状態で転職活動をしていましたし。
すると、面接官の社長から
「前職の企業に入社したことは大きな間違いだったということだよね?」
と切り返されました。
大きな間違いって言い方はどっちだ?
どうやって切り返すのがいいんだろう?
そして
得るものもあったので、間違いとは思いたくないというのが正直なところです。
と切り返す僕。
あくまでも得た経験はあり、
自分の選択は無価値なものではなかったということを伝えました。
③家族は今回の転職についてどう考えていますか?
あまり家族について質問されたことはなかったので、少し面をくらいましたが、
妻も転職活動は応援してくれていますし、
御社の話をしても好感を持ってくれている様子でした。
基本は私のやりたいことをやればいいと
言ってくれるところには、大変感謝しています。
当たり障りのない返答になりましたが、
これについて特に深堀されることなく、
この質問は終了。
④最後に質問はありませんか?
出ました。
恒例の逆質問というやつです。
ここにも僕は抜かりがありません。
決算短信を読み込み、
どこが引っ掛かる部分なのかを準備しておりました。
決算を拝見すると、商品の原価が高く、
粗利率があまり良くないように感じますが、
業界として、この粗利率は適正なんでしょうか?
こういう
「あたかも数字見てますよ」
とアピールをする逆質問をして、
返答をいただき、最終面接は終了。
終始和やかな空気で、面接終了後
「これは受かったな!」
と思えるほど手ごたえも感じられる面接でした。
どの質問のどの回答で落とされたのかが判明
翌日エージェントからは落選の連絡がありました。
①~④の質問しかなかった中で、
特に大きくミスした部分は無いように感じていたため、
それなりにショックでした。
と確認すると、
「前職の企業に入社したことを
頑なに間違いじゃないという姿勢が
気になったそうです。
今回の転職でまた思い通りにいかなかったら、
自分は正しいと思っているため、
違和感を感じた瞬間すぐに辞めそうな不安を
払拭できなかったそうです。」
そう。答えは②の質問です。
しかも、転職理由ではなく、
自分の経歴を肯定したことを
逆にマイナスに捉えられたということです。
確かに、切り返されたときに
違和感を感じたのは確かですが、
自己肯定感が強いというのは
マイナスにも働くんだなと、
新しい視点を持てたことはいい経験になりました。
ちなみに、
今の会社はこれと全く同じ転職理由を言っても、
特に切り替えされることなく、内定をいただいたので、
企業によって特色があるということです。
まとめ~受かるも落とすも社長次第~
結局のところ最終面接の決済者は社長です。
どれだけ人事担当の人から、好印象を受けていたとしても、
社長がNGであればNGなわけです。
それが会社です。
最終面接に落ちたときは凹みますが、
価値観が違う会社だったと思えれば、
入社しなくて良かったとも思うことができます。
立ち直るのは早い方がいいですし、
ちゃんとエージェントから落とされた理由は聞いた方がいいです。