どーも「N・W・ごりら」です。
僕は2度転職を経験しており、
どちらもヘッドハンティングというような輝かしい転職ではなく、
地道に転職エージェントと転職サイトを使いながら、転職活動を行いました。
転職活動をしていく上で必要なもの。
それは、職務経歴書!
そこで、
・職務経歴書とは
・職務経歴書に書くべき内容
・職務経歴書を丁寧に作り込むべき理由
・まとめ~面接が苦手な人は職務経歴書でアピールをすべき~
職務経歴書とは
職務経歴書とは、求人を出している企業が、
応募者の業務経験と持っている知識、スキルを確認するための書類です。
応募者が今までにどのような仕事を行ってきたのか、
そして、どのような経験やスキル持ち、それをどのように新しい職場で活かすことができるかを採用担当者に伝えます。
一般的には、A4サイズの用紙1~2枚程度でまとめることが多いです。
※ちなみに僕は丁度2枚に収まるように作成しました。
職務経歴書に書くべき内容
僕は初めて転職活動をした際に、
使用したのはリクルートエージェントのサービスで使用したテンプレートの職務経歴書でした。
正直全く分からなかったので、作成してくださいを言われたテンプレートをそのまま使用したのですが、
これでバンバン書類選考が通っていたので、この書式で問題ないと思います。
そこで書いた内容は次の通りです。
職務要約
職務要約とは、自分が経験した業務を簡単に流れに沿って説明をすることです。
「新卒で〇〇店という店舗で、販売員を行い、その後、本部でVMDを担当しました」
というように、具体的な数字などは後述するため、とにかく簡潔にまとめます。
※僕は3~4行くらいでまとめました。
職務経歴
職務経歴とは、具体的に自分がどんな業務を行い、
どのような成果を残したのかを、時系列に沿ってまとめていきます。
「1か月で売上昨対150%達成」のように具体的な数字を用いると分かりやすいです。
工夫・PRポイント
自分が実績を残すために、どのようなことを注力したのか?
なぜその実績を残すことができたのか?ということを自己PRを含めてまとめます。
「社内が部署数が多く、取りまとめるのに時間がかかるため、率先して各部署とコミュニケーションをとった」というような、社内の独自性も入れ込めると、リアルな仕事ぶりが伝わるります。
資格・スキル
履歴書には書かれないようなスキルをメインで書いていきます。
・エクセルは関数であれば一通り使える
・イラストレーター、フォトショップは問題なく使えます
・経費処理の勘定項目などの知識があります
というような、簿記一級、FP一級というような資格ではなく、
何を具体的にできるのかということを書いた方がいいと思います。
簿記を持っていることに越したことはないですが、持っていなくても会計処理ができる人であれば採用みたいなパターンもあります。
自己PR
最後は自己PRです。これは、好きなことを書いても問題ありません。
ただ、応募する求人の内容に沿った内容にするのが無難です。
マーケティングの部署の応募に対して、接客が得意と書いても仕方がありません。
職務経歴書を丁寧に作り込むべき理由
職務経歴書は、テンプレートに沿って作成しても、それなりの内容になりますが、
必ず丁寧に時間をかけて作り込むことをオススメします。
自分のキャリアを振り返ることができない
転職のときに重要なのが「自分はどんなスキルがあり、何ができるのか?」ということを企業に伝えることです。
企業に伝えるためには、まずは自分の中で自分のキャリアを整理する必要があります。
それを整理する際に、転職活動で使用する職務経歴書を使えばよいということわけです。
書くべき内容と重複しますが、
①自分が今の会社(今まで会社)で何をしたのかを要約
②時系列を追って、どんな職務、業務を行ったのかを整理
③経験した職務、業務を経て何のスキルを得たのかを確認
④経験と得たスキルで自分は何ができるのかを見つける
⑤今までの経験から、今後何をしていきたいのかを考える
①~⑤を職務経歴書に書くことが出来れば、
自分の中でキャリアを整理することができる、かつ職務経歴書の完成です。
書類選考が通りづらい
これは当たり前の話ですが、中途採用は即戦力が欲しいわけです。
そして、人事担当者は面接を設定するために、
スケジュールを調整し、エージェントとの連絡をし、会議室を予約しなどなど、業務が増えるわけです。
そのため、履歴書、職務経歴書を確認した上で「面接をする価値がある人材」を思わせないといけません。
そのためにも、面接をしてもらうためにも、丁寧に職務経歴書を作り込みましょう。
面接時の説明しなくてはいけないことが増える
これが個人的には最重要です。
転職活動には必ず面接があります。
回数は会社によって差がありますが、面接試験をせずに採用に至ることはあり得ないと思います。
それほど「直接話を聞いて、その人の口から色々と聞きたい」わけです。
選考を受ける立場からすると、
限られた時間の中で自分を知ってもらい、自分のアピールをしなくてはいけません。
効率よく話すためには、面接官から話を振ってもらうことが一番早いです。
例えば、
「職務経歴書に3か国語を話せるって書かれてますけど、これについてどうやって学んだのか教えてください」
と聞かれれば、自分が3か国語を話すことができることを自ら話す必要もなく、アピールをしたかった言語習得方法を話すことが出来るわけです。
職務経歴書が不十分だと、
面接官から「何か得意なことはありますか?」と質問されるのを待つ必要があります。
聞かれてから「私は3か国語を話すことができ、この3か国語を習得するためには・・・」と長々と話さなくてはいけません。
これは時間のロスだけでなく、長々と話す奴だと印象が悪くなる可能性もあります。
※そもそも、その質問来なかったら話すこともなくなりますし。
まとめ~面接が苦手な人は職務経歴書でアピールをすべき~
職務経歴書を作成するのは確かに大変ですし、面倒な気持ちも分かります。
しかし、面接で話すべき内容を、事前に相手につたえてくれる素晴らしいツールだと思えば考え方が変わってくるはずです。
面接に絶大な自信がある方は別ですが、
面接で伝えるべきことを伝えられるか不安な方が多いと思います。
そういう方は、是非職務経歴書を丁寧に作り込んでいただくことオススメします。