どーも「N・W・ごりら」です。
僕の職歴の中で、一番肩書きがカッコよかったのが「VMD(ビジュアル・マーチャンダイジング)」という肩書き。
初めて聞く方も多いかと思います。
僕は希望もしていないのに、興味のないアパレルのVMD担当として配属されたわけです。
ということで、
・VMD(ビジュアルマーチャンダイジング)とは
・VMDは知らない単語だらけ
・アパレル業界でVMDは花形らしい
・前編まとめ~アパレルを仕事にしたいならアパレル業界にいけ~
VMD(ビジュアルマーチャンダイジング)とは
VMDとはVisual MerchanDising(ビジュアルマーチャンダイジング)の略称であり、堅苦しい言葉でいうと、
商品化企画(マーチャンダイジング)を
視覚化(ビジュアル)することにより、
商品を魅力的に見せること
を指します。
簡単に説明をすると、
商品をより魅力的に見せることによって、何もせず商品を置いておくよりも売上を向上させる仕事です。
商品自体に魅力が認知度があれば、何もしなくてもその商品は売れます。
商品自体の魅力がわからなくても、接客のプロがお客様の接客をすれば、売れます。
VMDの仕事は、適切な場所、適切な演出を行うことにより、
商品が魅力的に見え、
お客様が自然に買いたくなる売場
を作り上げることなメインの仕事です。
商品によっては、
・機能性を訴求する
・カラーバリエーションを訴求する
・使用するシーンを連想させる
など、どの訴求がお客様に刺さるのかが異なります。
それを見極めるのも大事なスキルとなります。
アパレルに全く興味ない僕は、入社して初めてVMDという言葉を知りました。
アパレル業界にいないと知ることがない言葉だと思います。
※転職サイトを見てみても、VMDという職種は出てきます。
VMDは知らない単語だらけ
僕の新卒入社した企業はスポーツ量販店です。
入社後は、店舗で販売員からスタートするわけです。
スポーツ量販店なので、スポーツブランドのアパレルの販売をしていましたが、
当時アパレルについては特に注力をしていませんでした。
※売上の構成比は高いです。
おしゃれとは無縁の店舗で
「とにかく売れるものを目立つとこに配置し、大量に陳列をする精神」
で3年間販売員をしていた僕にとって、
VMDへの配属は恐怖でしかありませんでした。
特に希望を出していたわけでもないし、今考えても、なんでそこに異動になったのかはわかりません。
配属早々飛び交っていたのは未知の単語
・VP？
・ストーリー？
・流行のシルエット？
・売場の当たり？
・ウェアのたたみ方の区別？
っと言い出したらキリがないほどの知らない単語のオンパレード。
VMDの基本用語である「VP」「PP」「IP」の意味も知りませんでしたし、
みんなやたらと「ストーリー」という言葉を多用する。
カラーストーリーとかブランドストーリーとか。
抽象的過ぎてわからんわ！
そんな感じです。
アパレル業界でVMDは花形らしい
同じ部署に先輩社員に言われたこと。
「VMDってアパレル業界では花形なんだよ！恵まれているんだよ！」
このフレーズを何度も言われました。
※僕は不服そうな顔でもしてたんですかね。
これは、実際の転職活動の時に知ったことですが、
VMDの求人は意外にも多く、極めれば年収1000万というのもあり得る職種です。
アパレル業界は離職率も高く、ポストが空くことが多いので、
より条件がいいところにVMDという武器を使って転々としていくというのが1つの成功パターンらしいです。
僕の尊敬する元上司も年俸1500万円で契約していたから、凄い人は凄いということです。
前編まとめ~アパレルを仕事にしたいならアパレル業界にいけ~
僕はスポーツ量販店でVMDの担当をしていたため、苦痛の部分が強かったのだと思います。
アパレルが好きな人は、おそらくVMDは楽しい仕事のはずです。
そういう方は、スポーツ量販店ではなく、ちゃんとアパレル業界で就職して見てください。
好きな人はすぐに能力が開花します。経験期間など関係ありません。好きなことを仕事にしてる人は強いです。
後半に続く。
