家族の話

【河童と半魚人】あたしンちのお母さんは半魚人。

どーも「N・W・ごりら」です。

僕が育休中のとき、子どもがお昼寝している間に
アニメの「あたしンち」をアベマTVで見ることが多く、
次第にあたしンちの魅力に取りつかれてしまいました。

なので、

語るごりら
語るごりら
本日は、超面白いアニメ「あたしンち」について綴っていきます。

このブログで得られる知識

・今となってあたしンちにハマった理由
・あたしンちが面白さとは
・河童と半魚人というパワーワード
・まとめ~まだ新作が出続けているあたしンち~

今となってあたしンちにハマった理由

あたしンちは、僕が小学生の時にテレビアニメが放送されており、
クレヨンしんちゃんのようなテレ朝系のアニメとセットの時間で放送されていた記憶があります。

しかし、当時はあたしンちは見たことはありましたが、
そんなに面白いと感じたこともなく、覚えている話も何一つありませんでした。

当時は、あたしンちのような「日常系」のアニメの面白さが全くわからず、

ちょい怒るごりら
ちょい怒るごりら
こんなアニメゴールデンタイムに放送するなよー。

とか思っていましたが、
今考えてみると、こういうアニメこそゴールデンタイムでやるべきだなと感じています。

当時、僕の家庭は「家族でテレビを見る」という習慣がなく、
子どもはリビングで、両親は寝室、祖父母は祖父母の部屋で各々見るというスタイルだったので
「あたしンちに登場する家庭のあり方」みたいなものが全く共感できていませんでした。

共感できないあたしンちの暮らし

・マンションに住む
・父母娘息子の4人家族
・一家にテレビが1台
・一家に車が1台
・母が専業主婦
・出社、登校が電車とバス

僕は、こういう都会っぽいくらしとは真逆の田舎に住んでいたので、
こういう部分の理解ができないし、
こういう暮らしがあること自体小学生の僕には知る由もない環境でした。

だから何一つ面白く感じなかったのです・・・

しかし、今ならわかる。

あたしンちの日常に潜むその趣深さが!

あたしンちの面白さとは

お母さんがぶっ飛んでいる

あたしンちは「タチバナ家」という一家の物語なのですが、
この一家のお母さんがとにかくぶっ飛んでいます

「こんなお母さんいないだろ~」って感じる反面、
どこか自分の母親の要素も持ち合わせていて、
自分が子供の頃に嫌だった母親が少し姿を覗かせます。

ただ、それをコミカルな描写とオーバーな表現をすることによって、
コメディとしての受け入れやすいものにしています。

個人的に好きな描写としては、
タチバナ家の食卓には、高確率で「ちくわ」が出され、
ご飯、みそ汁、ちくわという「ちくわ定食」がなんともいい味を出しています。

姉:みかん、弟:ユズヒコと共感

タチバナ家には二人の姉弟が登場します。

姉のみかんが高校2年生、弟のユズヒコが中学2年生という設定です。
この子どもたちに物凄く感情移入をしてしまうのです。

僕は男なので、ユズヒコが感じるイライラが分かりすぎて、感動すら覚えました。

その中で最も共感したエピソードが下記内容。

ユズヒコが体育の時間に着替えてると、履いているブリーフをいじられます。
ブリーフをいじられたため、トランクスを買ってほしいと母親にお願いすることを決意。

少し照れくさそうであり、勇気を振り絞り母親にお願いをしますが
「今のパンツがあるじゃない」と一蹴されてしまいます。

ただ、何度も粘り、母親とトランクスを買いに行くことに成功するのですが、
たまたまお店で姉とその友達たちを遭遇をしてしまい、
恥ずかしくてその場を後にしてしまうという、なんとも言えない話があります。

このエピソードには心底共感し、
もう涙が出るくらい当時の辛さを思い出してしまいました

僕も周りがトランクスに変わっていく中、ブリーフを履いており、
何度も恥ずかしさを隠しながら、母親にお願いしたものの
「最近新しいブリーフを買ったばかりだからダメ」と一蹴されてしまった過去があります。

それから母親にお願いする勇気もなくなってしまい、
最終的にお小遣いでファミリーマートに売っていた無印のトランクスを買って、
母親に隠れて、朝自分の部屋でブリーフからトランクスに履き替えて、
学校へ行きという生活を送っていたという、今だから話せる悲しい話を持っています。

子どもが勇気を振り絞って親にお願いをするということは、
子どもにとっては大変なことなんです。

親の立場になった今、
この気持ちは忘れないようにしたい。

河童と半魚人というパワーワード

今回のタイトルにもしている河童と半魚人について。

タチバナ家のお母さんの友達にミズシマさんというママ友がいます。
その出会いが秀逸

とある日、家でテレビを見ていたら河童の特番が放送されていました。
子どもたちが「河童っているの?」とお母さんに質問をしますが、
お母さんは「いない」と答えて、その日を終えます。

後日、スーパーに買い物に行ったお母さんは、
レインコートを着て、キュウリを大量に買い込む河童を目撃!
「河童は実在した!」と恐怖を隠せないお母さん

翌日、学校の保護者会の集まりに出席をしたときに、スーパーで目撃した河童が隣に!
しかし、その河童をよくよく見てみると、
それは娘の同級生のミズシマくんのお母さんだったのでした。

その日の夕食時
「昨日スーパーで見た河童はミズシマくんのお母さんだったんだよーはっはっはー」
と話をしていた一方、

ミズシマ家では
「昨日スーパーでみた半魚人はタチバナさんのお母さんだったんだよーはっはっはー」
と言って話が終わります。
これが、河童と半魚人というタイトル所以です。
※失礼極まりない話ですけどね。

まとめ~まだ新作が出続けているあたしンち~

30代の僕が小学生だったときの作品かと思いきや、
何と2021年の現在でも新作が出ているということが判明。

人気作って本当にいつまでも愛されるですよね。
ふとした時に見たくなるそんな「あたしンち」の話でした。